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2019/09/01
限界は空高く!
地元中学校の体育祭が行われ、
中3の娘の保護者として、に加え、
PTA会長として出席をして参りました。
長話は絶対にしない!
と心に誓い挑んだ開会式でのPTA会長挨拶。
どうしても子ども達に伝えたかったのは1つ。
将棋のまち天童の中学生らしく、
礼に始まり礼に終わる将棋の礼節を重んじながら、
真剣勝負で挑んで欲しい!
勝者は敗者の健闘をたたえ、
敗者も悔しがるだけでなく、勝者をたたえる。
紅白両軍互いを尊重し合える仲だからこそ、
本気で戦える。
本気で戦うからこそ、
戦いの後には、紅白両軍が一つになり、
天童4中の絆がさらに深まるでしょう。
このようなメッセージを端的にお伝えしました。
競技の内容はもちろん、
応援合戦などは、甲乙つけがたい接戦。
これこそ真剣勝負と言える熱戦でした。
もちろん勝負事ですから、
この体育祭も明らかな勝ち負けが付きます。
勝者がいれば、同じように敗者がいる。
私があえて挨拶で触れるまでもなく、
結果が分かった後の両軍の態度や姿勢はとても立派でした。
勝ち負けだけでなく、
それ以上の事を、子ども達は実体験出来た事と思います。
これまで本気で仲間と共に準備や練習を重ねてきたからこそ、
そして、相手を尊重して本気で戦ってきたからこそ、
喜びや悔しさ以上に、充実感や達成感を味わえた事と思います。
「感動をありがとう」
そのような声が、多くの保護者や先生方から聞こえてきました。
表題の写真は、残念ながら敗れた紅軍による最後のエール。
小学校の小さな頃から成長を見守ってきた野球少年のT君。
ここまで紅軍を率いた素晴らしい見事なリーダーでした。
負けはしても、その後ろ姿からは自信と誇りがみなぎっていました。
限界は空高く!
子ども達から沢山の事を学ぶ体育祭でした。
人形の柴崎 代表 柴崎 稔